🎑かにかにこそこその活動~第22回・民家で夜語り~

私が所属している『三芳町おはなしサークルかにかにこそこそ』が
とても大切にしているイベント『民家で夜語り』が9月9日(土)
無事終了いたしました。
三芳町の歴史民俗資料館と中央図書館共催で古民家を舞台に「夜」行われる語りの会です。
コロナ禍2年の休止を経て、昨年21回目を地域の伝統芸能とコラボで再開。
今年度22回目はコロナ前の型式に戻り、純粋にかにこその語りのみで2時間の会となりました。

昨年度は伝統芸能とのコラボでしたので「かにこそからの案内状」はお送りしませんでしたが、今年度は元の形に戻るとあってコロナ休止まで毎年来て下さっていた方々へ案内状をお送りしたところ、何と(*_*)8月4日の申し込み開始から1週間で70人の枠がいっぱいになったとのこと\(^o^)/
皆さん待っていてくださった!!
メンバーと大喜びをして「それぞれの語りに磨きをかけましょう」と意気込んでいたのですが…

お仕事で。(°д°) 
ご家族のコロナ感染で。。ヽ(; ゚д゚)ノ
ご本人の体調不良で。。。∑(✘Д✘๑ )

開催3週間前から参加出来ないメンバーが続出💦💦💦
本番2日前まで残ったメンバーでプログラムの変更を話し合うという緊急事態になったのです。
それでも引き出しの多いメンバーのことですから「語り」自体に心配はありませんでしたが、
台風13号関東直撃との報もあり、これ以上のトラブルが無いようにと開催当日まで皆が緊張を強いられる会となってしまいました。
当日は曇り空ではありましたがなんとか雨にならずに済んでホっ。。
今年度は「暑さ対策」「コロナ対策」にと資料館の方々と相談して、
襖や引き戸を全て取り外し、客席を広く取る為に舞台の角度も変えていただきました。
結果、時折ふく風は湿気の多いこもりがちな空気を吹き払ってくれ、
これまで隠れていた床の間や欄間の風情も楽しみながらおはなしを聞いていただくことが出来て、160年の歴史を持つ古民家の魅力をこれまで以上に感じていただけたのではと思います。
そしてコロナ前そのままに聞き手の皆さまの作ってくださる温かい雰囲気の中、メンバーは気持ちよくそれぞれの語りを終え、お客さまからも体調不良者を出すことなく無事に会を終えることが出来ました。

≪この日のプログラム≫
1.やきもち和尚 『日本の昔話一 はなさかじい』福音館書店
2.たぬきと山伏 『わらしべ長者 日本民話選』岩波書店より
3.無筆の手紙 『機転を利かす 昔話に学ぶ「生きる知恵」二』一声社
4.山男の腕 『日本の昔話一 はなさかじい』福音館書店より
5.三十三のゆりの花 『松谷みよ子のむかしむかし二』講談社より
6.猫岳のねこ 「松谷みよ子のむかしむかし九」講談社
7.蛇の目玉 『ふるさとお話の旅十一 福岡』星の環会

不穏なお天気の中、まだまだコロナの心配もある中を会場へお運び下さったお客様、本当に感謝申し上げます。
そして資料館・図書館の皆さま、間際までの変更に対応して頂きありがとうございました。
来年度もまたこの特別で素晴らしい会が続いていけますよう、かにこそも益々精進してまいります!!!

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