7月awa学びの場 ~お客様をお迎えして

毎日本当に暑い日が続いています。
ウォーキングに行こうにも腰が引けてしまい、運動不足と冷房によるだるさに悩みながら日々を過ごしております。
そんな中、7月のawa学びの場が無事終了しました。
「猛暑だったらどうしよう。ゲリラ豪雨や雷だったらどうしよう。」
毎日天気予報とにらめっこをしておりましたが、不穏な曇り空は何とか雨や雷を落とさず、気温の上昇も防いでくれました(^o^)ホっ

この日集まったのはお客様を入れて9人。
夏のおはなし会に向けてちょっぴりこわくて不思議なおはなしが並びました。
またこの日は普段聞くことのできない特別な語りを聞くことが出来た日でもありました。
久喜市を中心に戦争体験語りをされているすばらしい語り部がawaを覗きに来てくださったのです。
10年程前「語り手たちの会・基礎講座卒業おはなし会」で、講師の先生に交じって私の語りを聞いてくださり、その後このHPを見つけて時々読んで下さっていたとの事。
(ご縁はどこで繋がるのか本当にわからないものです)

皆の語りを一緒に楽しんで下さった後、ご自身で体験者から聞き取って整えられた戦争孤児の壮絶なおはなしを語ってくださいました。
電球色のスポットライトだけで照らしたキラリのDスタジオは、戦後の混沌とした市場や学校の校舎に様相を変え、絞り出すように語られる体験者のおはなしは、私たち聞き手を巻き込んで78年前にタイムスリップしたかのよう。
語りが終わった後も、暫くは皆こちらに帰ってくることが出来ず口を聞くことも出来ませんでした。
物凄い語りでした。

会が終了した後、awaを「とても良い語りの場です」と言って下さり、「秋冬の語りを携えてまた参ります」と仰っていただきました。
次はどんな語りが聞けるのでしょう。今から楽しみでなりません(≧▽≦)

≪この日のおはなし≫
ふしぎなお客/沼の主の嫁コ/あずきとぎのおばけ/ヤギとライオン/テイザン
いいもん食いたい楽したい/たまごのカラの酒つくり/小さいお嬢さまのバラ
お客様の語り:トマト~元教師・山田清一郎氏の戦争孤児体験より

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