「方言で語る」
「語り」を学んでいると必ず出会う「方言のある語り」。
日本にはあらゆる地域に昔話が存在します。
もともとその地域に住んでいた語り手さんは、
ご自分の方言でそれを語ることができますが、
そのほかの語り手は、ある程度イントネーションをまねて語るしかありません。
( 標準語に直して語ると、やはり味気ないものなのです~(+o+)
その理由もあって、これまで日本のお話を語るのが少々苦手でした。
実は、私は愛知県・尾張地方の出身。
尾張弁・三河弁・名古屋弁が私の故郷の言葉ですが、
私の世代の多くはすでにこれらの方言を手放してしまっています。
2年ほど前から、自分が一度手放した方言を取り戻そうと
「かしき長者」という東海地方の昔話を使って試行錯誤を重ねてきました。
そして昨日、子ども図書館での勉強会(トムテの会)で初めてそれを聞いてもらいました。
( 何とも裸を見られるような気恥ずかしさでしたが…(>_<)
メンバーからは、
「まだまだ不安定だけれど、語っていくうちに見えてくるものがあるはず」
「どんどん語るべきよ」と激励の言葉を貰いました。
これまで、自分ひとりで練習してきたおはなしが、
人に聞いてもらうことで一つ階段を上がり、ぼんやりとですが形を得たような気がします(^^♪
「語りを聞き合い、共に学ぶ仲間がいてよかった」
昨日はそのありがたさを実感した勉強会でした。

