🐌6月のawa

梅雨入りですね。
雨は嫌いではありませんがムシムシの湿気が苦手なので、
お天気予報のお日様マークを心待ちにしてしまう毎日です。
さて、5月はお休みを頂いたので6月のawaは練習会/学びの場合同とさせて頂きました。
この日は12人が集まって語りました。

≪この日のおはなし≫
ふるやのもり/屋根がチーズでできた家/三人の糸つむぎ女(お二人が語りました)
はらぺこピエトリン/五つの銅貨(パーソナルストーリー)
鳥呑爺/世界でいちばんきれいな声/牛方とやまんば/若返りの水
夏の庭と冬の庭の話/ふしぎなオルガン

4月に見学、その後awaで一緒に学んでくださる事になったお二人も初めての語りを披露してくださいました(≧▽≦)
語りを始めたばかりの方々の瑞々しい緊張感、一生懸命に差し出されるおはなしを味わい聞かせて頂くのは、語り歴が長くなってしまった者にとってありがたい学び直しのチャンスです(^o^)/
この日はawaで初めてのパーソナルストーリーも加わり、夏のおはなし会に向けての練習など様々なおはなしを聞くことが出来てとても充実した時間となりました。

またこの日はお二人の方が「三人の糸つむぎ女」を語られました。
何故か特に最近あちこちのおはなし会や勉強会でこのおはなしを聴くことが多いので、
「どうしてこのおはなしを選ばれたのですか?」とお二人に聞いてみました。
*「グリムのおはなしの中でなまけものの女の子が主人公となっているのは珍しく、主人公に共感するものがあるのです」
*「なまけものの主人公でありながら妖精の力を借りて幸せをつかむくだりが面白い」
という事でした。
私も登場する三人の糸つむぎ女の「全てを見通した包容力のある存在感」が好きです。
昔からよく先輩語り手さんに「あなたは主人公より魔女のほうが好きでしょう?そんな語りになってるわよ」と言われましたが、この異形の三人も本当に魅力的(≧▽≦)
私もいつか語ってみたくなりました。