トムテの会/5月27日
19年前、「東京子ども図書館・おはなしの講習会」で初めて「語り」を学びました。
同期(16期)のメンバーには、既に「語り」を始めて10年・20年という方も多くいらっしゃって、
全くの初心者だった私は、何を見ても何を聞いても、
「ふ~ん そうかぁ」「ほ~ すごい」と、ただただ驚いたり感心したりするばかり。
2年の講習を終えた後、16期「トムテの会」が立ち上がって現在に至るまで、
2か月に1度「東京子ども図書館・おはなしの部屋」で勉強会を続けています。
毎回集まるメンバーは5~6人になってしまいましたが、
私は相変わらず「ふ~ん そうかぁ」「ほ~ すごい」が止まらない新人さんです。
≪今回のお話≫
『かにむかし』わらしべ長者/木下順二(岩波書店)
『棟の木かざり』年とったばあやのお話かご/ファージョン(岩波書店)
『うりひめ』子どもに語る日本の昔話(こぐま社)
『金魚』ムギと王さま/ファージョン(岩波書店)
『国のはじまり』子どもに語る日本の神話/(こぐま社)
10年ほど前に私も木下順二の『かにむかし』を覚えました。
ところが何回試しても納得のいく語りが出来ず、その後語らなくなっていました。
今回、木下順二の再話によるこの「かにむかし」は、
劇作家である再話者が細かいところまで言葉を選び抜き、
そのリズムまで計算しつくして精度の高い表現を試みた作品であることを教えてもらいました。
トムテのメンバーでこれを得意としている方も、「10年かかったわよ」と…(+o+)
「う~ん。上手く語れるはずはなかったんだ。
でも、手放してしまうにはもったいないお話しだったんだ。」
「トムテの会」は、私におはなしの魅力と奥深さを教え続けてくれる大切な会です。
「awa」もそんな場所になっていけたらいいな。

