中学生への「語り」
中学校で司書をしていた時、ブックトークの時間を頂くと、必ず「語り」でお話を1つ聞いてもらっていました。
図書室から本の魅力をどれだけアピールしても、なかなかその気になれない生徒さんもいます。→ 中学生ともなれば嗜好というものが出てきますからね(^.^)
でも、「語り」はその場にいる全員に「物語」をそっくりそのまま手渡せます。
そして何より、中学生くらいになって初めて深く味わえるお話がたくさんあるのです。
昨日は昨年度から所属している、富士見市おはなしボランティア「すぷんふる」のメンバーと、市内の中学校に「語り」を届けてきました。
「三人の糸つむぎ女」(グリム)/「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)/「モチモチの木」(滝平二郎)/「なんげえはなしっこしかへがな」(日本の昔話)/「三つのねがい」(日本の昔話)
幼い子供と違って、大人が「語り」を聞くのはとても疲れることです。
集中力と想像力を維持するために、体力や忍耐力も必要ですから(^_^;)
昨日の中学2年の皆さんは本当に素晴らしい聞き手でした。
私たちは彼らの「聞く力」にちゃんと応えた「語り」が出来たでしょうか。
そして、中学生に「語り」を聞かせることに意義を見つけ、お忙しい中で貴重な時間を割いてくださる学校や先生方に感謝いたします。

